【10話】破滅願望【エロライトノベル】 (Pixiv Fanbox)
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破滅願望 原作:M月 イラスト:朝凪 制作:fatalpulse
10話 再戦
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王城内で最も広い──かつて闘技大会が開かれた──訓練場に、第三騎士団の一同が集まっていた。
「貴様らに紹介しよう。本日から我が第三騎士団の副団長を務める、リア・アズライトだ。
元は魔術院に所属していた魔術師だったが、俺の部下になりたいと自ら騎士団入りを志願してきた女だ。見どころがある故、俺の駒として使ってやることにした」
「……よろしく」
誇張されながらも実は本質を突いている紹介をされた私は、そう短く挨拶をした。
どよめきと共に、およそ百人余りの視線が一斉に集まる。
そこに歓迎的な雰囲気は、ほぼ混じっていなかった。
「くっく……俺の騎士団は気性の荒い奴が多くてな。女の分際で副団長などと抜かす貴様に不満があるようだ」
副団長だと決めたのはバルガスだが、まあ、この反応はある程度予想していた。
バルガスほど極端な思想でなくとも、男所帯に何の前触れもなく年下の女が混ざり込み、更にその女が自分達よりも立場が上などと知らされれば、面白い訳がない。
「──では、文句がない奴は、持ち場に戻っていい。文句がある奴は──動かずに、この場で待機しろ」
誰一人、動かなかった。
「ふうん」
面白い。
というかまあ、これで大人しく帰られる方がつまらない。
「それで、どうするの?」
チラリとバルガスを横目に見る。
「知れたことよ。こういう荒くれどもを従えるには、力を示してやるのが一番手っ取り早い。これから、代表を数名選び──」
「いらないわ」
バルガスの言葉を途中で遮り、
「時間の無駄だから、全員まとめてかかってきなさい。ああ、獲物は今貴方たちが持っている真剣のままでいいわよ。どうせ当たらないから」と啖呵を切った。
「──ほう」
バルガスが笑う。
「……だ、そうだ。誇りある騎士の諸君、こんな小娘一人に舐められているぞ?」
それまで不満の視線をぶつけてきていた男達のソレは、見る見る内に怒気を孕んだものに変化した。
「副団長のお言葉だ。プライドには障るだろうが、その通りにしてやれ。
もしもこの小娘に勝てたならば、そのときは……こいつの身体を、好きにしてもいい」
再びどよめきが起こった。
しかし、それに反対する声は挙がらない。
どころか、ニタニタといやらしい笑みを浮かべる男が大多数だった。
「……はあ、全く」
ゾクゾクゾク、とマゾとしての自分が屈しそうになる。
これだけの人数に輪姦(まわ)されたら、と考えるとたまらなくなる。イキ狂って、下手をすれば壊れてしまうかもしれない。
正味な話、この場にバルガスがいなければ、その選択肢を選んでいた可能性すらあるが──
「これのどこが、誇りある騎士様なんだか」
これみよがしに呆れた溜息をしてみせる私。
バルガスが率いているだけあって、屑が多い。というか、反対意見が挙がらないことを見るに屑しかいないんじゃないだろうか。
バルガスが観客席に移動し、模擬戦の開始を告げた。
「よし、それでは──始めろ!」
合図と共に、男たちが一斉に剣を抜き、襲い掛かってきた。
しかし次の瞬間、全員の姿が一瞬で消失する。
それを見たバルガスが、毒気を抜かれたように問いかけてきた。
「む……何をした」
「全員まとめて転移でご招待。行き先は──」
指を立て、
「遥か上空、三千メートル」
二コリと、観客席に移動していたバルガスに笑いかけた。
するとバルガスは明らかに気分を害した様子で私を睨んだ。
「おい、貴様」
「……あら、意外。貴方みたいな屑でも、部下の心配はするの? 安心しなさい、全員私の魔力で紐づけているから、地面にぶつかる前にもう一度転移でここに戻してあげるわ」
「……ふん、ならいいがな」
明らかに侮蔑を込めたような私の言葉に、バルガスは触れることなく受け流した。
私がもう、この男には心身ともに逆らえない雌であると確信されているからこその反応だ。
実際、この男の顔を見るだけで、もしくはこいつに見られるだけで、私は腰が抜けそうになるくらい発情してしまう。
そんな状態での強がりを看過されているのだ。
「そういえば、貴様。その格好は一体なんだ?」
「ん……ああ、これは──」
バルガスに指摘されて、自分の姿を見返す。
自慢の金髪を二つに束ねたツインテール、そしてかつて着ていた初等生用の色の薄いマントを身にまとっている。
昔、魔術学園初等部に通っていた頃の髪形と服装そのままだ。
背丈もあまり変わっていないから、初等部の学生にも見えるかもしれない。胸以外は。
「よくわからないけど、セラが必要になるからって。髪も、服も」
「ふん……あのメイドか」
ニイ、とバルガスが笑う。
「? ……っと、そろそろね」
魔力を込めると、空の旅を満喫していた団員達が再び姿を現した。
「ぎゃあああああああああああああああ!!! ……あれ?」
「ひいいいいいいいいいいいいいいい……いいい……ん……?」
尻餅をついていたり、四つん這いになっていたりと散々な格好の団員達は、ようやく今の状況を理解し、安全であることを確認した上で、震えだした。
「さて──まだ、文句のある奴はいる?」
キッと視線を向けると、男達はみな首を横に振り、次々に否定の言葉を口にした。
「……あら、いるじゃない。いいわね、根性のある男は好きよ」
微笑んだ私の視線の先には──
「うお、ちょっ……!?」
「か、身体が勝手にっ……!?」
「うおお……!?」
以前、セラを散々に甚振(いたぶ)ってくれた男たちが立ち上がっていた。
周りの団員達が、畏怖を込めた視線を男達に向ける。
「でも、納得してくれないなら仕方ないわよね。もう一度……」
「ま、まて、まさか──!?」
「やめろ、ふざけんな──」
「文句なんて、無──」
「はい、いってらっしゃい」
そして立ち上がった男達だけが、再び姿を消した。
残された団員達が、恐怖に慄(おのの)いた顔で私を見上げる。
「他に文句のある人はいるかしら?」
全員が、慌ててぶんぶんと首を横に振った。
「そう、良かった。じゃあ、待ってるあいだ暇だろうからどんな感じか見てみましょうか」
訓練場に、いくつかの大きな魔力渦が発生し、そして映像を映し出す。
『うわああああああああああああ!!!』
『ぎゃああああああああああああ!!!』
『……ッ!! ……ッ!!』
「あはははは。何あの声、情けないわね」
場の空気が悪いので、私から率先して笑ってあげたのだが、誰一人として同調はしなかった。
今回は粘りに粘り、まさに地面に激突する──!! という直前で、男達を呼び寄せた。
「ひいいいいッ……!!」
「……ううッ……!!」
戻って来た男達は、さすがに心が折られたのか腰を抜かし、その上なんと小便を漏らす男までいた。
「あはははははは……! なに、貴方、正気なの? 男の癖に人前で粗相するなんて、情けない……! 馬鹿みたいね……!」
セラをイジメた仕返しとばかりに、思い切り笑ってやる。
バルガスに命令されただけだし、私自身もそれを納得した上で好きにさせたわけだけど、やっぱりセラが酷い目に合わされたという事実それだけで、どうしても感情面で納得できていない部分があったのだ。
勝手だとは思うものの、そこはそれ、立場が強い側が好きにできるわけで。
正直、スカっとした。
私、結構性格が悪いのかもしれない。
いやいや、誰の思惑であれ私の大事な従者がこいつらにイジメられたのは確かなんだから、当然よね?
「──さて、改めて全員に聞くわ。私の副団長就任に、異議はある?」
「「「ありませんっ!!」」」
それぞれ、思い思いに私を認める言葉を叫んだ。
「うん、よろしい」
翻って、バルガスを見上げた。
「で、これでいいのかしら?」
「──上出来だ」
バルガスが笑いながら、カツカツと靴音を響かせて観客席から降りてきた。
「さて、充分わかっただろうが──この女はなかなか有能だ。貴様らの上長となっても、名を汚すことにはなるまいよ」
なるべくしてなった結果が訪れただけ、私にとっては何の価値もない一戦……いや、戦いですらなかったが、とにかく価値のない結果だったというのに。
バルガスが私を認めているとわかるその発言が、無性に嬉しかった。
だが──
「では、次に……その副団長が、誰の所有物なのかを貴様らに教えておこうと思う」
この男がそんな殊勝な褒め言葉だけで終わらせる男なわけがなかったと、すぐに思い至る。
唐突に、後ろから両胸を鷲掴みにされた私は、あられもない声をあげた。
「きゃううぅぅぅううううんッ!♡」
地べたに座り込んだままの男たちの、視線が集まった。
私はハッと我に返り、すぐさま抵抗する。
「ちょっ、ちょっと……! なにしてんのよ、まさかここでッ……!?」
「貴様が誰の雌か、こいつらにわからせておく。それに──
女なんぞに調子に乗らせて、こいつらもさぞ腹が立っただろう。その鬱憤を、晴らしてやろうというのだ」
もにゅう、もにゅ、ぐにい、ぐにゅううう。
人前で、こんな大勢の前で、私は服の上から無遠慮に乳を揉まれて、抵抗できずに喘ぎだした。
「はぅぅううんッ……くぅ、んぅうんッ……はぁっ……はあッ、あうん、くふぅぅん……ッ♡」
切なげに眉を曲げて、乳房からじっとりと全身を襲う快楽に涎を垂らしそうになる。
しんと静まり返った広い空間に、私の声が情けなく反響した。
先ほどまで怯えていたはずの男たちは、私の女としての姿を目にし、笑みを浮かべだす。
「はぁ、はッ……だめぇぇ……何人、いると思ってるのッ……! ……んはぁ、これだけの人数……ッはん、口止めしても、話が広まるに、決まってるぅ……♡ 貴方だってぇ……こんなことが……あはぁっ……そ、外にバレたら、タダじゃ……くぅん……済まないわよ……ッ!♡」
「知るか。それをどうにかするのは貴様の仕事だろう。魔術師であるのなら、契約魔術でも使ってどうにかしろ」
「そ、そんなッ…………」
必死に抵抗するが、一蹴される。
契約魔術とは、魔術に疎いバルガスでも知っているほど常識的な魔術だ。
それは文字通り、契約を強制し破った者には罰を与えるという、どちらかというと呪い寄りの魔術。
本来は互いの合意の元で書面を媒介に成り立つ魔術だが、私ならば半ば強制的に契約させることはできる。
だがそれでは、当然誰にも話さないことが保障されるだけで、こいつら屑共の記憶は残る。
それこそ少人数ならともかく、ここまでの大規模な人数であれば、本来なら絶対に記憶を処理する方法をとっただろう。
事実を覚える人間がいなくなるのだから、どう考えてもそちらの方が良い。
でも──
(め、命令、されちゃったからぁ……ッ♡ 契約魔術つかえって、命令されたからッ♡し、仕方ないのぉ……♡)
もちろんバルガスは私の扱う魔術のことなど知らないからこその契約魔術だったのだろうが──しかし、命令は命令だ。
私にとって、もはやそれは絶対だった。
「あぁぁ……ッわ、わかったから、お願いッ……んはぁ……♡ こ、ここじゃなくてぇ……へ、部屋でッ……お願いだからぁ……♡」
暗に、私はバルガスの物であると宣言する。
いつものように、マゾな私が、ゾクゾクと背筋を震わせて悦びだしていた。
「なにがわかったというのだ? 貴様はこれから部下共の前で醜態を晒す……これは決定事項だ」
「ひぃぃ…………ッ♡ だめ、だめぇ…………ッ!♡ くふぅ…………ッ♡」
(ああ──)
興奮と共に、私の中でひっかかっていたものが解消されていく。
あれだけ女と魔術師を毛嫌いしていたこいつが、果たして自分の所有物になった女だからといって副団長などという席に座らせるだろうか、という疑問。
何のことはない、私がそれだけ優秀であることを認めていると共に、こいつは私を使って自分の強さと権力を誇示したいのだ。
これほどの女であっても、俺には逆らえないんだぞという子供じみた見せしめ。
私はそれに抗えずに、これから女としての全てを晒す。
本来、伴侶にしか見せてはいけない姿を──この大勢に、見られるのだ。
しかも、これから部下になる男たちの前で。
ぞく、ぞく……。
「くああぁッ…………はぁ、駄目、んっ、はぁ、んはぁぁああ…………♡」
大きく育った胸が、ぐにぐにと形を変え、気持ちよくさせられている。
私は内股をこすらせるようにもじもじと身をよじらせた。
しかし次の瞬間、バルガスの手が離れていく。
「ふぁ……?♡ あっ……」
慌てて両手で胸を隠すものの、「隠すな」と命令されおずおずと手を後ろに回す。羞恥に、顔を横に逸らした。
「くくく……見てのとおりこいつは、俺に逆らえない雌豚だ」
茶化すように、バルガスが私の乳首を指ではじいた。
「んひぃいいいぃぃッ……♡」
学園指定制服のマントの下、大きく膨れた白いシャツに、はっきりと二つの突起が浮き上がっていた。
ぴりぴりと痺れる刺激を受けて、更に固く大きく乳首が勃起してしまう。
ごくりと、誰かの喉が鳴った音が聴こえた。
「…………ッ♡ ……ふぅぅぅ……ふぅぅぅ……♡」
悟られぬように、発情した呼吸を押し殺す。
「そら……雌豚の証を、貴様らにも見せてやろう」
シャツを裂くように両側から引っ張られて、ボタンが弾け飛んだ。
ぶるううううんッ……♡
二つの大きな柔肉が恥ずかしく揺れながら、外気に晒された。
「きゃああああ…………ッ!!」
慌てて隠そうとするも、腕を掴まれて止められる。
「二度言わせるなよ……? 貴様はただ股を広げながら股間を晒していろ」
「あぁぁぁぁ…………ッ♡ そんなぁ…………ッ♡」
涙目になりながらも、逆らえない私は命令を遂行してしまう。
スカートの裾を両手でたくし上げて、両足は足幅ではなく、膝を広げてがに股のポーズをとる。
立った状態で股を開けと言われたら、こういうことなのだ。
「へッ……」
「なんだありゃ、売女かよ……」
男達がポツリポツリと私への侮蔑の言葉を投げかける。
(ひぃぃぃ……ッ♡ 見られてる、見られてる、見られてる……♡ こんな情けない格好で発情してるの、見られちゃってるぅぅ……!♡)
三百名余りの視線が集中している。そこに、バルガスがとんでもないことを言った。
「ふむ……これだけ人数が多いと、後ろからは見えないだろう。雌豚、先ほどの魔術を使って貴様の拡大映像を上に映してやれ」
「ひぃぃぃ…………♡ そん、なぁ…………♡」
ガクガクと膝を震わす。私に逆らう権利は……無い。
無様な格好のまま、魔術を行使した。それのなんと滑稽なことか。
私の頭上に、三つの大きな映像が映し出される。
左の映像は、私の胸を。完全に勃起した二つの乳首が、乳輪が、乳房がアップで映し出されている。
右の映像は、私の股間を。ショーツを履いているので丸々性器が露出することはなかったが、完全に濡れそぼった土手の部分がうっすらと透けて、やはり勃起しているクリトリスがぷっくりと膨れていた。
股からは、ハチミツのようにトロリとした淫蜜が、布を通り抜けて床に零れていた。
真ん中の映像は、私の全体像を。顔を上気させて、がに股でスカートをめくり、いやらしい3つの豆をビンビンに膨らませて、股間を濡らしている私を、余すことなく映し出していた。
「へへ……」
「うおお、たまんねえ……」
「とんでもねえドスケベじゃねえか……」
ゾクゾク、ゾクゾクゾクッ……♡
これから部下になる団員達に罵られて、完全にマゾのスイッチが入る。
バルガスが私への愛撫を再開した。
それまで触れられなかった乳首を、コリコリコリコリと弄び始める。
「あはうぅぅううッ!♡ だめぇえ……そこ、だめッ……んふぅぅぅーー……!♡」
乳首を転がしたまま、胸を引っ張られる。
クリクリクリクリ、ぐいいいいいいいッ……!
「んひぃぃぃぃ~~~~~ッッ!!♡ んはぁっ、はあッ! あっ、だめぇ、あはぁぁぁああ~~~~~ッ!!♡」
完全に開発されきっている乳首に酷いことをされて、私は、背を仰け反らせて淫らに感じ悶えてしまう。
「貴様等、良く聞け!」
私を弄びながら、バルガスが団員達に向けて叫んだ。
「他の騎士団では、日々の働きに応じて給与とは別に報奨を出している話を知っているな。これまで俺のところではそんな甘えた物はやっていなかったが、いい機会だ! 俺の役に立ったもの、手柄をあげた者には──報奨代わりに、この雌豚を一晩貸し与えてやる!」
おおおお、と団員達がざわめいた。
ぞくぞくぞくぞく♡
ぞくぞくぞくぞくぞくッ……!♡
「うぁぁああああ……!!♡ そんなの、そんなのぉぉぉぉおお……ッ♡」
「知っている者もいるかもしれんが、こいつはアズライト家──あのセレス・アズライトの娘だ。
貴様等の家柄など比べ物にならんくらいに良家の娘よ。その娘を……」
乳首を思い切り引っ張られて、再び仰け反った。
ぐいいいいいいいいッ……!
「んへぇええええええええッ!? ……はぁぁぁああ、はぁ、あっ、あはぁあああぁああんッ……!!」
股間から滴る蜜を更に押し出すように、ぷしゅっと水っぽい液体が僅かに飛び出す。
「こうして、思いのままに鳴かせることができる。
こいつは俺に徹底的に調教されているからな……雌穴にぶち込まれたときは、これ以上によく鳴くぞ……くはははは……!」
団員達が、ごくりと唾を飲み込むのが見えた。
先ほど思い至った、バルガスが自分の力を誇示するために私を副団長にしたのだという推察が、それだけでは足りなかったことにようやく気付く。
こいつはそれだけじゃなく、本気で私とお父様に報復がしたいのだ。
私を部下達の慰問係に、などとお父様に向かって悪態をついていたバルガスの言葉を思い出した。
──あれは、本気だったんだ。
私を副団長という高い地位に置いた上で、下っ端の部下である団員達の肉便器にさせる。
そうすることで私の尊厳を徹底的に破壊する。
これから、この部下達には副団長として命令する場面が山ほどやってくるだろう。
私の力を知っている部下達は、素直にいう事を聞くはずだ。
私がどれだけ理不尽なことを言っても。
そんな私が、夜な夜な部下達の下に足を運び、股を開く。
普段さんざんこき使っている部下達のペニスでよがり狂い、時にはバルガスにしたように、謝罪を請う。
副団長でありながら、その実、部下達全員に全裸の土下座で謝罪をしたことがあり、部下達全員のチンポでイカされたことがあり、部下達全員の精液を子宮で飲み込んだ経験がある、そんなマゾ豚便器の副団長に、させられる。
下腹部に卑しい熱が溜まりはじめる。
乳首が、ひねり回すようにして引っ張られた。
ぐいいいいいいいッ!
ぎゅうううううううううう!
「んお゛おおぉぉぉおおおお~~~~~ッッ!!♡」
ぷしゃあああぁぁぁあああっ……♡
絶頂して、膝をガクガクと笑わせながら、潮を吹いた。
「ふ、ふじゃけないでッ……!!♡」
絶頂した格好──乳首を引っ張られて、がに股で背を反らしたまま、顔だけを前に向けて団員達をキッと睨み叫んだ。膝はまだ震えている。
「──ほう」
「今、バルガス様が言ったようにッ……私はアズライト家の娘よッ……!!
バルガス様には、その、逆らえないけど……貴方たちみたいな弱小貴族の出が、私に手を出そうなんて分不相応なことを考えたら……家ごと、潰してやるからッ……!!」
直後、バルガスに乳首をねじるようにギュウと捻られた。
「ひゃううううぅぅぅうぅゥゥ~~~~ッッ!!♡」
ぶしゅっと潮を噴き出しながら、舌を突き出す。
「ま、こういう小生意気な小娘だが……こいつの言ったことはあながち間違いでもない。その気になれば、貴様らのような弱小貴族の家は即座に潰されるだろうな。
そんな手の届かぬ女を、好きにできる……中々に、滾るだろう?」
バルガスが私から手を離すと、私はそのままガクンと後ろに倒れ込んだ。
乳首だけで絶頂した変態女として、部下達全員に股を晒してしまう。
「ふむ……余興を思いついた。貴様等全員、観客席に移動しろ。
雌豚、貴様はこっちだ」
唐突な命令だったが、部下達は一切の異論をはさまずに、ニヤニヤと下衆い笑いを止めずに観客席へと上っていった。
私はなんとか立ち上がると、バルガスの後を追って、訓練場中央の闘技リングへと上がる。
「くくく……こうしていると、あの日のことを思い出すな」
私は薄々と、これから自分が何をされるのか理解してしまっていた。
「はぁ……ッ♡ はぁッ……♡」
「覚えているか? 貴様が初めて──この俺に、無礼を働いた日だ」
──闘技大会で、私がバルガスをボコボコにした日。
なるほど。セラに着せられたこの制服とツインテールは、そういうことか。
これは当時の格好、そのままだ。場所も、初等科の服装も、幼く見えるツインテールも、あの日の再現。
でも今度は地面に這いつくばるのはバルガスではなくて…
「観客の方を向いて、俺に尻を突き出せ」
ぞくぞくぞく……♡
私はするりと履いていた下着を脱ぎ捨てて、言われたとおりの格好をした。
立った状態から両膝に手を当てて、下を向いたまま、丸出しになったお尻をバルガスに向ける。
もちろん、上空の映像を調整するのも忘れない。
魔力を込めて、三つの映像をそれぞれ表情から結合部までがバッチリ見える下からのアングル、シャツから零れた胸のアップ、全体像を斜め横から映し出した映像に切り替えた。
「はぁッ、はぁッ、はぁっ、はぁ……ッ♡」
「ここからだと、さすがに遠いな。貴様の声を訓練場全体に届くようにしろ」
「はッ♡ はッ♡ はッ♡ はッ♡」
魔力を広げて、私の声が拡散するように術式を展開する。
ついでに、私の結合部付近の音もしっかりと聞こえるように設定しておいた。
自慰で培った映像魔術の技術がこんなところで役にたつなんて、情けなくて興奮が収まらない。
(ああ、今から……こんな、晒し者に状態で…………犯されるぅ…………!♡)
「これから部下になる者たち全員に、宣言しろ。貴様は誰のものだ?」
「私は……ッ♡ バルガス様専用の、雌豚ですぅぅ……♡」
『私は……ッ♡ バルガス様専用の、雌豚ですぅぅ……♡』
広い闘技場に、私の声が大音響で鳴り響いた。
『ぷしゅっ♡』
次いで、股間部分が淫らに潮を吹いた音が拡散して広まった。
(ひぃぃぃいいいいいいッッ……!!♡)
それは、自分で術式を設定しておきながら予期していなかったことだった。
ただ、私が犯されているときの、ペニスを打ち付けられているときの音を聞こえるようにしただけだったのに──あろうことか、自分の言葉に興奮して淫らな液体を漏らす音まで、ハッキリ聞こえてしまったのだ。
『ぷしゅ♡ ぷしゅ♡ ぷしゅううッ♡』
『うっ、う゛、ちが、これは、ちがぁぁぁ……ッ♡』
容赦なく、音が響く。
ああああ、バレる。バレてしまう。私がこんなことをされて興奮するどうしようもないマゾ女だって、団員達全員にバレてしまう。
『ぷしゅう♡ ぷしゃっ♡ ッちょろ、じょろろろろろろろろろろッ……♡』
『あああぁぁぁッ……!!♡』
無様としかいえない姿だった。
ひとりでに感じだして、放尿まで決めてしまった。
団員達の嘲笑が聞こえた、気がする。
足を閉じているため、下半身を私自身が出した尿でびちゃびちゃに汚れていく。
「ふん……」
バルガスのハッキリとした嘲りの後、ペニスが濡れそぼった膣口にぐちょりとあてられた。
『あへっ……♡』
「──おい」
バルガスに催促をされる。こういう場合にどうしたらいいか徹底的に躾けられていた私は、躊躇いなく叫んだ。
『あぁぁぁ…………バルガス様ぁッ!!♡ 変態マゾ豚のリアのおまんこにぃ、お仕置きしてくださいッ……!! バルガス様の逞しいおチンポで、いっぱい、いっぱい、リアのマゾまんこイジメてくださいぃぃぃッ!!♡』
『ばちゅん!! ばちゅっ、じゅるっ、ずぼっ、ぶちゅっ、ぶちゅん、ずにゅううううう、ずりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅッ……!!』
バルガスが、ものすごい勢いで私の腰を打ち付け始めた。
内側の敏感な部分を擦られて、腰が勝手に持ち上がっていく。
『ぐっひぃぃぃいいいいいい…………ッ!♡ あひゅうぅんッ!♡ んへぇえええんッ!♡ んおぉぉおおおおぉぉおおお…………ッ!!♡』
異常な快感だった。
当時バルガスが嫌いで嫌いで仕方のなかった、バルガスに恥をかかせてやったあの日の格好と場所で、またバルガスと二人で立っている。
しかし一方的に負けているのは私の方で、 まるであの日の幼い私が犯されてしまったかのようだった。
激しく擦り合う結合部の隙間から、びゅううーっ、と水っぽい液体が噴射した。
雌と化した肉体の主導権を全て雄に奪われて、腰を抜かした私はたまらず前へと倒れ込む。
するとバルガスが私の二つに束ねたツインテールを掴み、馬の手綱でも引くかのようにグイと引っ張った。
強制的に顔を上げさせられて、何度も何度も凶悪すぎるペニスをねじり込まれる。
『ばちゅっ、ぶしゅっ♡ ずばんずばんずばんずばんッ♡ ぶしゅしゅしゅしゅッ……♡』
『はぁっ、はあッ、はあぁッ!♡ あううぅううんッ!!♡ んくぅぅう、あっあっあッ♡ んっへぇえええええええええッ!!♡』
「雌豚。先ほどの部下共への報奨としての話、まだ異論があるか? 貴様があのような態度では団員達も家のことを気にして遠慮してしまうかもしれないだろう。
もう一度、貴様がどう思っているか、全員に伝えてやれ」
雌の膣内を雄のペニスでほじられながら、説得される。
私はもう、これをされたらどんな要求でも受け入れることしかできない。
亀頭が乱暴に子宮を叩き、女を泣かせるための悪魔のでっぱりが、敏感すぎる急所を擦りながら引き抜かれていく。
極度の被虐に陶酔しながら、私は大声で叫んだ。
『はひぃぃぃいいぃぃ……ッ!♡ バルガスしゃまの役に立った団員はぁッ、リアのいやらしい身体を使って、精いっぱい労いましゅうぅうううッ……!!♡』
視線、視線、視線、視線。
こんな痴態をこれから部下になる大勢の男達に見られている。
初日の自己紹介で、これから雌犬としてのアクメ面を晒すであろう私に、互いに信頼し合える部下なんてできるはずがない。
私の過去も現在も、そして未来の尊厳すらも、全てが犯され、辱められている。
ぼろぼろと、歓喜や絶望が入り混じった涙がこぼれる。
一体自分は何をしているんだろう。
なんてことをされているんだろう。
どこかに残った僅かな理性が、破滅的な劣情にぞくぞく、ぞくぞくと塗りつぶされていく。
『ぶしゃっ♡ ぶしゃっ♡ ぶしゃっ♡』
『あへっ、んひっ、はひぃぃいいんッ♡ しょっ、そのときは一晩だけぇぇぇ、副団長じゃなくて、雌豚とひて、可愛がってくださいッ……!!♡
あぁぁっぁ、イっちゃうよぉぉぉぉおおお……ッ♡』
『じゅるるるッ、ずぶぶぶッ、ずるるるッ、じゅぶぶぶぶぶッ!!』
堕ちるところまで堕とされたという、実感。
それほどの無様を、大勢の人間の前で晒している。
『ぐへぇええぇえええええッッ♡ あひゃ、あああああアズライト家の名にはひゃあぁぁあッ♡ はひっ、あひ、恥じないっ♡
恥じない、リアのおマンコの、ご奉仕をお見せしますぅぅぅうッ……!!♡
もうだめっ♡ イっちゃう!♡ イっちゃうぅッ!!♡』
はじめはただ、誰にも知られずに、誰か一人の男に犯されてみたかっただけの私は、今や無数の視線の前で、恥ずかしいところを全てを晒して、雌の液体を至る所から吹き出しながら、馬鹿になっていた。
「くくくく……この騎士団での貴様の立場を、教えてやれ」
『ずぼぼぼっ……びゅぼっ、ずぶぶぶぶぶぶぅッ!!』
『リアはバルガス様の雌豚奴隷ですぅぅぅぅぅッ……!!♡
それからッ皆さんの…………ああああだめだめだめイグぅぅぅううう~~~~~ッッッ!!♡
きゃふぅぅううぅぅぅううッッッ!!♡』
『ぷしゃぁああああああああッッ……!』
ビクッ、ビクビク、ビクンッ……!♡
汗と唾液と涙でぐちゃぐちゃになった顔を歓喜に歪め、激しく絶頂する私。
雌豚としかいえないその姿が、大音量で、大画面で、団員達に見られ、聞かれている。
痙攣し、絶頂の余韻も醒めない内に私の秘部が再びゆっくりとほぐされ始める。
『んっはぁぁぁぁあああ…………ッ♡』
「勝手に果てるな、雌豚が。そら、もう一度だ」
『ぐちゅっ、じゅぐぅっ、ずりゅんっ、ぐぷぅっ………』
今度は、バルガスのその口ぶりとは裏腹に、優しすぎる腰の動きだった。
『はへぇぇぇええ……♡』
蕩けきった女性器が、ペニスに甘やかされるように「いい子いい子」と褒められて、メロメロになりながら白く濁った涎を垂らしていた。
『わたひはぁぁぁ……バルガスしゃま専用の雌豚奴隷れす……♡ でもぉ、バルガスしゃまから命令されたらぁ……♡ 団員の皆さまの疲れを癒すための、肉便器になりましゅぅぅううう…………ッ♡』
ぼたり、びちゃり。
いろいろな液体の混じった汁が、足元に飛び散っている。
頭がクラクラとして、現実感がまるでない。
──もう、もう駄目。私、本当に駄目。
人間として、完全に終わった気がする。私は無我夢中で、魔力を収束させた。
「む──?」
『バルガス様ぁぁぁッッ!!♡ わたし、わたしぃぃぃぃッッッ!!♡』
私の下腹部に、熱と魔力が集まっていく。
うっすらと、光があふれだしている。
「あぁ……? なんだこれは……貴様、何をしている?」
直前に契約魔術という言葉を聞いたからだろうか。
『い、今からぁッッ……契約を、結びますぅぅぅぅ……!!ッ♡
私の全力を注いでッ……私には絶対に解けない、契約を……雌豚専用の、契約魔術を結びますぅぅぅッッ!!』
私は無心で、その魔術を行使していた。
今もいやらしい私の雌マンコをじゅりじゅりと躾けてくれるバルガスのペニスに、目も口も半開きにして、舌をれろんとだらしなく外に突き出すようにして酔いしれながら。
『いまからっ、バルガス様に絶対の忠誠を誓う契約紋を刻みましゅうぅぅ!!♡ 絶対服従でぇ、命令されたら絶対に逆らえましぇん……!!♡ ひぃっ、ひぃぃぃ、わっ、私の、ご主人さまになってくださいぃぃぃぃッッ!!』
ぶしゅうッ……!
潮を吹く。へらへらと笑う。頭が溶けている。
ぽたり、ぽたりと涎がこぼれ続けていた。
「ふははははは…………」
私の言葉を聞いたバルガスが、静かに、低く、けれど心底楽しそうに嗤った。
『えへっ、えへへへへへっ……♡』
「いいだろう…………! かつて、女の分際で無礼にもこの俺を地に伏せさせた貴様が……」
ペニスがゆっくりと私の膣内を甘く屈服させていく。
『ずじゅ、ぶしゅっ、じゅぼっ、ずりゅうっ……』
『はぁ、あぁあ、あはぁぁッ! ひぃ、ひぃん、ひぃぃいんッ!♡ あぁああこんなのらめあぁあぁぁ……♡ 駄目になりゅぅぅぅ…………♡ 女として駄目になりゅぅうううう……ッ♡』
「今や、ここまでの辱めを受けても……尻を振って、俺に媚びているのだからな…………!! この忌々しい髪形も、今となっては逆に気分が良いわッ!!」
ツインテールを強く握られて、ぐいいと顔を引っ張られる。
ペニスが限界ギリギリまで引き抜かれて、
「こんな扱いをされて嬉しいか、この雌豚がッ……!! この俺無しでは、生きていけない身体に作り替えてやるッ!! 徹底的に、よがり狂わせてやるッ!! そうら、もっとこの俺に媚びろッ……!!」
思い切り、子宮を打ち抜かれた。
『きゃはううぅぅぅぅううううううッッ!?♡ ううううう嬉しいでしゅうぅぅぅッ!!♡ リアを、もう二度とまともな生活にもどれにゃいくらい、バルガスしゃまのチンポで壊してくだしゃいいいぃぃぃッ!!♡』
脳内をぐちゃぐちゃに犯す幸福感に、涙が止まらない。
『バルガス様がいなくなったら死んりゃうくらい、めちゃくちゃにしてッ!!♡ ずっと発情し続けてる肉便器に躾けへッ!!♡ あへっ、チンポ狂いの、マゾ豚にしてぇぇぇぇ~~~~~ッッッ!!♡』
この男に感謝しなくちゃいけない。私に執着する、この最低な男に、運命のご主人様に──
「くく、ははははははッ……!! ふははははははははははははッッッ!!!」
『いく、いく、イクッ……!!♡ またイグ、イッちゃうぅぅ!!♡』
もうなにもかも、どうだっていい。溺れよう、この最低な環境に。
「雌豚ッ……!! 貴様は俺のモノだ、所有物だッ……! 貴様の能力は、この俺が正しく使ってやる!! 貴様には、死ぬまで豚以下のマゾ女として、俺に飼われる悦びを教えてやるッッッ!!! そら、そら、そら、そらッ……鳴け……!!!」
ただただ乱暴に私の女性器が蹂躙される。
その圧倒的な快感、被虐感、逞しさ、そして一切の抵抗を許さずに支配されてしまう雌の自分に、脳内がどろりと溶けた。
突かれる。突かれる。突かれる。突かれる。
『ッッッはへえぇぇええええええぇぇええッッ!!♡
バルガス様っ!♡ バルガスさまぁっ!!♡
私の生涯を、バルガス様に捧げますぅぅぅぅッ!!♡
あああああいく、いく、いっくぅぅぅぅぅうーーーーーーーーーッッッ!!!♡』
ぼろぼろと零れる涙で歪む視界の端に、無数の視線があった。
その景色を最後に、ぐるんと視界がひっくり返って真っ白になり──
絶頂した。
──ばぢゅんッッッ!!♡
『────────ッッッ!!♡』
恥骨の上の下腹部に、じゅううう、と肌を焼きながら、淫らなハートマークが刻み込まれた。
契約魔術が成立した証。
『…………おごッ…………お゛ッ…………お゛ッ…………』
長い長い絶頂に、白目を剝いて泡を吹く。
本当の意味で私がこの男の雌豚として生まれ変わった、瞬間だった。
最後の、一際強いずどんという重い衝撃と共に。
肺に残った僅かな空気を絞り出されながら、私は自分の潮溜まりに崩れ落ちる。
闘技大会とは逆に今度は敗北した私を、ご主人様が満足げに見下すのを確認し、気を失った。