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◆(はじめに)絵の考え方や、自分の心の持ち方についてなど

今後ブログとして書いていきます。



◆イラスト作品について「F値」という考え方があり、これを知って

どうしたら自分の作風について恥ずかしいと思わないでいられるかのヒントを得たという話。

(そもそも自分は自分の作品が恥ずかしいと思うことが多いのです。)


軽くでいいんでこちらを読んでください。

F値理論バージョン3.0 ファンタジー耐性理論 | リクノ@絵の学校 #pixiv


前提として「線画イラストに対する、見た人の耐性<F値>」という造語がある。

この投稿の言いたいことを3行でまとめると、

1)F値が低い絵(ピクトグラムやゆるキャラなど)→抵抗なく理解できる人の人口が多い。

2)F値が高い絵(青年向け、血の表現、エロなど表現が過激なもの)→理解者の人口は狭まる。

3)絵の仕事を得ることを考えると、F値の低い絵も描けたらいいね✌

という感じかなと。



◆で、自分の作る絵なんだけど

女の子を肉付きよくしたり骨盤大きくしたりのエロ表現マシマシで

ここでいうF値が高い。記事では8000Fとされてる。高い。


もちろん好きでそういうのを描いてるし、描いてる最中はすごく楽しいし

いろいろ調べて学ぶくらい感心がある。

だけどそれでも、それしか出来ないんじゃイヤな自分もいる。

だってさ出来る事ならエロだけじゃなくてかっこいいものも描きたいじゃん?んまあ実際ろくに書いてきてないんですけど。


その「かっこいいもの」が今まで漠然としてよく分かっていなかったな、と思った。

個人的な価値観だけどその一つは

「おおむね誰に見せても恥ずかしくないもの」と言えるかなと。


つまりは、たいていの人が白昼堂々と見れるようなやつ!

少年漫画とかシンプルな絵柄のものなら誰がどこで見ても恥ずかしくはないだろう。

しかし、例えば乳首が映っちゃってるようなエロ画像を

満員電車のようなところで白昼堂々と見れますか?????

コッソリならともかく他人の目線を気にしてまで見たくなくなくないですか?


それだけF値が低い方が、人に見てもらえる機会が多い傾向にあるとも考察した。

年齢層が子供~老人まで幅広くなる。理解者のそもそもの分母がとても多くなる。

極端な例を挙げればよくツイッターで猫とか動物の動画がバズるじゃないですか。

だれでも共感しやすいし、どこで見ても恥ずかしいと思う場面がほとんど無いからかなと思う。(当然内容が面白いのも条件だけど)

逆にマイナーでマニアックになってくほど居る人の数が減ってくけど、それは自然なことなんだなと思うことができた。



◆で、「要するに多くの他人からウケる絵が描きたいんでしょ」と言われたら

だいたいそうなんだけど…


上の方でエロ→恥ずかしい、と大まかに言ったように

現状のエロ路線しか描けない自分じゃ恥ずかしいという気持ちがある

「別にいいじゃん自信持てよ」と仲間から励ましてもらえても、それだけじゃ

わかったぜ自信持つぜ、とか心の底から言えない。

自分の価値観の問題。


F値が低いものも描きたいし(行動)、描ける自分でありたい(ステータス)。

もしそうなれたら、自分のことを恥ずかしいと思わなくなれそう。

自己卑下したくないねん。


(羞恥心が強すぎる)


具体的にどういう場面で恥ずかしいとか思うかっていうと

たとえばエロとか書かない絵描きたち仲間と一緒に遊んでるときとか?

みんな、心をくすぐるような立派な物語を描くのに

自分ときたら…と卑下してしまう。

個人的な評価とはいえ、とにかく自分はこういう自己評価しちゃう生き物なの。悩んでんの。



◆そんなわけなのでF値が低い絵を意識して書けば自分の安心につながりそう。

もちろんF値が高い絵も描きたいときに描く。気分で。

でもなるべく偏らないようにすれば、自分を卑下しちゃう機会をちょっとでも減らせるかなー

と思ったのでした。


「F値の低い絵」としてカバー画像のような、性的要素を派手に盛り込まないような

肩の力がぬけたような絵柄のやつもまたサクサクと描いていこうね、ということ。

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